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「あのね、ママ。なんだか、私の見ている世界は、キラキラと輝いてみえるよ。どうしてなのかな?」――短冊に願いごとを書く手を止め、母親をみつめる一人の少女。

――「それは、あなたの瞳が涙で濡れているからでしょう?」

7月7日。七夕の笹で彩られた『会津若松・夢と希望のアートポスター展』の会場である福島県の會津稽古堂(会津若松市生涯学習総合センター)には、真夏の陽射しを浴びた母と少女の姿がありました。 「だって、嬉しいんだもの。日本全国の人々に応援してもらっているのが……」と答えた少女の双の瞳に映った世界――そこには、洋画・日本画・書道・工芸・陶芸・詩歌・写真・フラワー・ジュエリーなど、160点もの作品がアートポスターとして、額に納められた状態で整然と並んでいました。そして、額装アートポスターの下には、作品を制作された作家の先生からの応援メッセージが添えられています。

短冊に願いを書き終えた少女は、母親と一緒に一礼をすると、弊社のスタッフが用意したお菓子の紙袋を手にして、クラシック音楽が流れる会場の中へと入ってゆきました。
「ねえ、ママ。いろんな作品があるけれど、みんな同じ大きさの額に入っているから、なんだか手を繋いでいるみたいだね」と満面の微笑みを浮かべる少女。

「実は、この展覧会のテーマが“日本芸術で繋ぐ心と絆”でして、それを表現するために今回は、敢えて同じサイズのアートポスターにしたんですよ」と、作品の解説する小社代表の志知正通の声に聞き入るようにして、ご来場者の方々が次々と会場内へと入ってゆきました。

「震災から二年が経ち、ようやく私たちも前向きな気持ちになってきました。そのような折、日本全国の皆様から、応援メッセージをいただけるなんて、本当に心が温まります。ありがとうございました」と額装のアートポスターに手を合わせる御婦人。

「今まで、こんな素晴らしい美術展を体験したことは、ありませんでした。今日から私も皆様のような芸術家になれることを目指して、絵画教室に通いたいですね」とハンカチで汗を拭うサラリーマン。
その隣では、「私は、書道をやってみたいな」、「実は最近、人形教室に通いだして、毎日がとっても充実しているの」、「うちは、おじいちゃんとおばあちゃんが仲良く陶芸教室に通っているわ」と、女学生さんたちが額装のアートポスターを囲んで微笑みあっていました。
和やかな雰囲気に囲まれた会場――こうして、展覧会の一日目は、大好評のまま幕を閉じました。

美術評論家
長谷川栄先生

展覧会の二日目、7月8日。
午前10時の開場とともに夢と希望のアートプロジェクト委員長の長谷川栄先生がご来場されました。
「実物作品の展示も素敵ですが、東日本の皆様に応援メッセージを送り続けるという点で、アートポスターというのは、本当に意味がありますね」と長谷川栄先生。
かつて、第二次世界大戦後の荒廃したポーランド(※1)の国民たちに夢と希望を与え、新しい時代を創造する一助となったアートポスター。現在に至っては、「(ポーランドの首都)ワルシャワは、ポスター芸術の聖地」と呼ばれ、国内にはアートポスター専門の美術館も存在しているほどです。
※1…ポーランドは、音楽界の巨匠であるショパンの出身国です。

「いずれの作品も、内面に秘められたメッセージが鑑賞者の心にダイレクトに響いてきますね」と会場内の作品一点、一点を丁寧に審査される長谷川栄先生。  会場の真ん中には、本展覧会を行うにあたって、夢と希望のアートプロジェクト委員のデザイン研究家・牧谷孝則先生、心理カウンセラー・清田予紀先生からいただいたメッセージがボードになって展示してあります。
時折、目映い光が瞬く会場内――それは、額装のアートポスターを写真に撮るフラッシュでした。
「まるで、額装のアートポスターを撮影する光が盛夏を彩る花火のようですね」と微笑を浮かべて、自然光の射しこむ窓を見上げる長谷川栄先生。

6夕焼けで紅に染まったNHK大河ドラマ・八重の桜で賑わう福島県会津若松市の街並みには、多くの観光客の姿が見えました。

展覧会の最終日、7月9日の正午――芳名帳には、『会津若松・夢と希望のアートポスター展』において、ご尽力をいただいた特定非営利活動法人会津エンジンの真部正美様と会津若松市長の室井照平様のお名前がありました。
「日本全国の皆様のお気持ちをいただき、福島の皆様も元気になると思います。本当にありがとうございました」
「皆様の作品と応援メッセージが心の奥まで伝わってきて、明日へ向かって歩みだす力が漲ってきますよ」

福島県会津若松市を代表される特定非営利活動法人会津エンジンの真部正美様と会津若松市長の室井照平様がご来場されている中、福島日報の朝刊を手にした人々が会場へと入ってきました。
そこには、一日目、二日目と連日のようにご来場された方の姿も見えます。 「私は皆勤賞だわ。この展覧会」と微笑む御婦人の隣には、初日に訪れていただいた少女と母親がクールビズスタイルできめた父親と一緒に写真を撮っていました。

7月7日から9日までの三日間で、350名がご来場された『会津若松・夢と希望のアートポスター展』。

大きな窓越しに真夏の陽が捉えた『会津若松・夢と希望のアートポスター展』の会場である會津稽古堂(会津若松市生涯学習総合センター)――M.Y.Y.コミュニケーションズのスタッフたちは、ご来場者の皆様の背中を見送りながら、誓いを立てました。

これからも、ご参加いただいた芸術家の皆様の想いを胸に一生懸命に東日本復興のために尽力する――と。

文/V.ゆねりあ

左から
特定非営利活動法人会津エンジン 真部 正美 様
会津若松市教育委員会 文化課 課長 赤松 由美子 様
会津若松市長 室井 照平 様
弊社代表 志知正通