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華の千年芸術奉納祭特別動画

 

「優美なる女性」――さらさらと降る春雨の中、荘厳な寺院仏閣の境内を舞う花をみて、俄かに浮かんだ桜の花言葉。それは、まるで奉納の儀式を見守る巫女の姿を彷彿とさせました。

2010年4月2日に東京ドームホテル・シンシアの間で盛大に行われた『華の千年芸術奉納祭』を経て、迎えた4月6日。 

 赤口の縁起がよいとされる午前に、古来より神の住む島とされる滋賀県長浜市の宝厳寺と都久須麻神社と京都府伏見区竹田にある天皇家所縁の安楽寿院へと納められた『千歳の鏡』のアートラベルと御神酒。 

 さらに4月12日の大安の日には、奈良県桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ。三輪明神とも)と京都府八幡市の男山山上にある石清水八幡宮にも納められました。

 ――「叡智なる日本芸術を遥か千年先の世まで……」
 読経の声に想いを重ねるようにして、祈りを捧げる小社代表・志知正通と華の千年芸術奉納祭実行委員会の一人である池本酒造代表・池本浩久氏。数珠を握る二人の双の目には、御神酒とアートラベルがファイリングされたアルバムが映っています。

 そして、二人は自分の胸に手をあて、4月2日の東京ドームホテルで行われた『華の千年芸術奉納祭』のパーティーを思い出していました。 

 午前11時の開場と同時に行列ができた受付。

 ご来場者の方々も、どこか嬉しそうな面持ちで芳名帳に名前を書いていただいています。ご出展者の先生を始めとする身内の方やご友人の方が受付を済まされて、扉の向こうに広がるメイン会場へと入っていかれました。

 

 ――「桜の花に囲まれた展示風景がとってもキレイ!」
 そんな歓声が場内を包み込む中、木製の展示台で作家の先生方の御神酒アートラベルが一升瓶となって、整然と並んでいました。絵画・工芸・陶芸・書道・詩歌・写真・フラワー・ジュエリーなど、日本全国から選ばれた作品の総数は、337点。
 天井に設置されたライトがボトルを照らす度、キラキラと川の水面みたいに光ります。それは、まるで天の川のよう。

 やがて、11時15分になり、華の千年芸術奉納祭実行委員長・長谷川栄先生のご挨拶が始まりました。 

 御神酒と芸術についての繋がりやアートラベルについてお話をいただき、デザイン研究家・牧谷孝則先 生、心理学者・清田予紀先生、池本酒造代表・池本浩久氏と続き、最後は小社代表・志知正通が「我々は、この美しい御神酒ラベルの輝きは、ご発表いただいた 作家の先生方の分身であり、作品そのものであると思っています。本当にありがとうございました」と一礼すると、場内から拍手が沸きました。

 

 刹那の間があり、ステージ上では、いつのまにか実行委員会の先生方が『千歳の鏡』の樽を囲んで半被姿となっています。

 ――パカン!

 鏡開きが行われ、実行委員長・長谷川栄先生が「カンパーイ!」と升を掲げた瞬間、場内から喜びの声が上がりました。「カンパーイ!」と。

「昔から御神酒は、神々との交信の場で広く用いられてきました。御神酒のアートラベルを鑑賞して、おいしい料理を食べて満たされる。まさに今日は、奉納をするにあたって、最高の前祝ですね」

 会場にあふれる人々の笑顔をみて、受賞作品の選定を行っていた実行委員長・長谷川栄先生も思わず安堵の微笑みを浮かべました。

 立食パーティーが始まって、一時間後。

 ステージ上に着物姿をした若い男女が立っていました。劇団イデアルキングダムの方々です。
 ――殺陣。
 それは、美しさが追求される世界。
 スポットライトを浴びて、武器の動かしながら演ずる肉体美はもちろんのこと、姿勢や演技の流れも大切な魅力の一つなのです。

「この殺陣の精神も和の心として、日本芸術とともに遥か千年先まで語り継いでいきたいですね」とは、審査を終えた実行委員長・長谷川栄先生の弁。

 その後、心理学者・清田予紀先生による心理マジックが行われ、会場はますます歓声に包まれました。
 パシャッパシャッと瞬くフラッシュとともに納められてゆく人々の姿。
 そこには、いろいろな思い出がつまっており、時計はあっという間に4時を指しています。
 閉会式を終え、小社代表・志知正通は、あらためて今日一日のことを振り返りました。
 午前11時のセレモニーから午後4時の閉会までの間にどれだけの笑顔と出会ったかを。
 ――芸術業界初の御神酒アートラベル展と奉納。

 あの日の回想を終えた小社代表・志知正通と池本酒造代表・池本浩久氏。
 二人は、奉納の儀式で戴いた奉納証明書を手にして「実は、もう一つ大切なものを奉納させていただきたくて」と、にこやかに告げ、祈りを捧げました。

「本当にありがとうございました」
 大切なもの――それは、『華の千年芸術奉納祭』へご発表いただいた作家の先生方への感謝の気持ちだったのです。二人は、寺院仏閣を後にする前、踵を返すと、奉納された御神酒とアートラベルの横にいつしか、ひとひらの花びらが舞い降りていました。


文/V.ゆねりあ

撮影/遠山 高広

奉納の様子

4月6日 宝厳寺

4月6日 都久須神社

4月6日 安楽寿院

4月12日 大神神社

4月12日 石清水八幡宮