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「華やかなパリに薫るワインと日本芸術との調和。本当にこの街にふさわしきオーケストラですね」

そっと囁かれた久遠の栄光祭実行委員長である長谷川栄先生の声が春の風と同化してゆき、プラタナスの木々がサァァ……と揺れたシャンゼリゼ通り。

そこには、世界中の人々を魅了するだけの光景が広がっていました。凱旋門やルーブル美術館、至る処で目 が合う古代の神々を模したレリーフなど――その美は、いったい今まで、幾人の心を掴み、芸術の尊さ、奥深さをみせ続けてきたのでしょうか?

そう思うと、 いつのまにか車でさえ“科学による芸術”のように思えてくるのですから不思議なものです。

そして、3月6日――『第二回仏日久遠の栄光祭』は、芸術の美と安らかな表情に包まれた人々が集うパリの一等地にあるソフィテル・シャンゼリゼホテルで行われたのでした。

当日の10時。会場前にカメラやノートパソコンなどを持ったパリの方々が時計とにらめっこしながら、開 場の瞬間を待っており、赤い絨毯が敷かれた廊下には行列ができていました。

実は久遠の栄光祭実行委員会を通して、事前にソフィテル・シャンゼリゼにあるマ スコミのプレスより

「選び抜かれた日本芸術のアートラベル展が大々的にパリで行われる」

との告知がされており、皆それを聞きつけてご来場されたのです。

パリの代議士、美術館や博物館の関係者、報道関係者、一流アーティスト、ワイン関係者や学生など、さまざまな方が片手にワイングラスを持って、双の目にアートラベルを映していきます。

絵画、書道、工芸、陶芸、詩歌、写真、フラワーアートetc……。

通訳の方を通して伝わってくる言葉は、心からの喜びと感動そのものでした。

「一作、一作に込められた作者の方々の想いは、まるでパリの春の訪れそのものだ」

と評した画廊の方。

「ジャンヌ・ダルクの日に念願の日本芸術と出逢えた奇跡を胸に刻み、この感動をこれから生を授かる子にも生涯、伝えてゆきたい」

とおなかに手をあてて語られた若手の女性画家の方。

「母国・フランスが誇る最高峰のワインと選ばれし日本芸術がアートラベルとして一つになることは、新たなる仏日の未来を提唱することになろう」

と窓から空を眺めた代議士の方。

芳しきワインの香が漂う中、アートラベルとなった作品たちが人々の心に刻まれていき、時は3月7日――ついにレセプションとなりました。

夜6時。天窓の照明がほのかに灯り、雅かなときを演出するなか――実行委員長である長谷川栄先生のご指導の下、みなワイングラスを片手に持ちながらのスタイルで行われました。フランス式のパーティーの始まりです。

小社・代表の志知正通は、「ボンソワール」と告げ、ステージ上に飾られた日本とフランスの国旗をみつめながら、会場を見渡しました。

葡萄の葉と蔦に包まれたワインの展示台に並ぶアートラベルたち。

ローマ字の名前とフランス語で表記された題名たち。

展示台の中央に気丈な面持ちで乗馬し、旗を持つジャンヌ・ダルクのパネル。

それから、会場内に立ち込めたワインの香りとアートラベルをご覧になられて歓びに満ちたご来場者の方々の笑顔――

 

「すべては、ご出展いただいた芸術家の先生方のおかげで大成功でした。ありがとうございました」

と締め、場内からは歓声と拍手が起こり、実行委員長の長谷川栄先生、フランス側の蔵元代表であるジュンイチ・オオヤマ氏、ルーブル美術館のアンヌ・マリー・キェット氏と続き、会食へと進んでゆきます。

料理もフランスで最も人気が高いソフィテル・シャンゼリゼが誇る一流の料理がならび、あちらこちらで「チン!」とグラスが触れあう音が聞こえ、カメラのフラッシュがまばゆく光っていました。

 

『第二回仏日久遠の栄光祭』――それは、日本芸術とフランスワインがアートラベルとして誕生し、人は誰もがそこに和の花をみたといい、そして清楚で安らかな女性が微笑する姿をみたと聞きます。

きっと、その女性こそ、“ユヌ・ファム・サクレ・ルージュ・プロホンド(紅の聖女)”である・ジャンヌ・ダルクでしょう。

どうか、皆様も感じて下さい。

今、ジャンヌ・ダルクとともに和の花々である日本芸術が仏日の歴史に永遠に記されてゆく、この瞬間を――。

 

文/V.ゆねりあ

撮影/遠山高広