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8月19日――『日仏久遠の栄光祭』の当日。

東京の一等地に聳え立つ東京ドームホテルで、綺麗な花火をみました。
それは、“日本芸術”と“フランス芸術(シュヴァリエ・ドウロン)”の融合を祝うために作られた夏の風物詩であるうちわ――東京ドームホテル・シンシアの間で、10時の開場とともにご芳名をいただいた方に配られた一幕です。

受付けのエントランスからワインの展示場までは、ゆったりとした長い廊下があり、ポリオ撲滅のための募金箱も設置され、その先にこの度のメイン会場はありました。
場内にはクラシック音楽が流れ、中央には“日仏久遠の栄光祭”と記されたプレートとアートラベルの展示台がまず目に飛び込んできます。

 

「選び抜かれた日本芸術のアートラベル展が大々的にパリで行われる」

との告知がされており、皆それを聞きつけてご来場されたのです。

葡萄の蔓や葉の緑に包まれた展示台は、シュヴァリエ(騎士)の名を宿すワインをいっそう紅に染め、その顔であるアートラベ ル(作品)は、まさに至高の名に値するものばかりでした。

絵画、書道、工芸、陶芸、詩歌、写真、フラワーデザインetc……。ありとあらゆるジャンルから 厳選なる選考の末、選出された芸術がラベルとなった姿が展示台で整列する中、会場内のスポットが仄かにきえ、『日仏久遠の栄光祭』の開会式が始まりました。

 

きらびやかな照明に彩られた空間は、とても幻想的で、11時を告げる時計の針もこの美しき日本芸術の前では、ゆるやかに時を刻むかのよう。スピーチは、小社代表・志知正通の挨拶から始まり、続いて日仏久遠の栄光祭実行委員長である長谷川栄先生がアートラベルの芸術性について、フランスワインの歴史や文化を交えながらお話して下さり、場内はさらに熱気に包まれてゆきました。

またその後も、心理学者の清田予紀先生、デザイン研究家の牧谷孝則先生、ワインの蔵元・ミラード社代理の木村雅人氏から も、それぞれ専門的な見解で“芸術作品”と“フランスワイン”との日仏が生んだ世紀の合作のオブジェについて熱弁していただき、芸術家の先生方と実行委員 会、そして場内のみなさまの心が一つになった瞬間――テープカットが行われ、辺りに芳しきワインの香りがほんのりと漂いました。

 

立食スタイルのパーティータイム――東京ドームホテルの一流シェフが贈る最高のフランス料理が次々と運ばれて、アートラベ ル(芸術)で心が満たされた芸術家の先生の周りに並べられてゆきます。

やがて、グラスに注がれたワイン(シュヴァリエ・ドウロン)がみなさまの手の内で揺 れ、実行委員会の先生方を交えながらの芸術論や作品の話があちこちで花のように咲いてみえました。

それは、さまざまな思いの詰まった作品に込められたメッ セージを場内のみなさまがアートラベルに触れることで読み解き、そして創作者でもある芸術家の先生方の素晴らしさを目の当たりにされた安堵の笑みなのでしょう。
その様子をスタッフとカメラマンの遠山高広氏がカメラに収めてゆく中、心理学者の清田予紀先生によるアートラベルを使った心理テストが行われ、場内は再び歓喜の渦に包まれました。

 

その後も、アートラベルの展示台前では、実行委員会の先生方は、芸術作品を一点、一点、手に取って鑑賞され、芸術家の先生方とお話をされて、カメラのフラッシュが光り、至るところで、今日(日仏久遠の栄光祭)という時間が記念として、みなさまの心に刻まれてゆきました。
やがて時計が4時を指し、閉会の辞が告げられると、一人、また一人と会場を後にされました。ワインボトルの 展示台だけになった、その日、その場所で――フランス騎士の面影たちと出会い、芳醇なワインの香りが立ち込める中、その騎士たちの幻影は『日仏久遠の栄光 祭』の記念碑――アートラベルとして、フランスへと旅立ちました。

文/V.ゆねりあ

撮影/遠山高広